2023年3月21日
【第95回 春の選抜高等学校野球大会 慶応高校 試合観戦記】
上田 壯(55年卒)
先行を許した慶応高校、最終回9回に同点に追いつくも、夏春連覇を狙う昨夏覇者の
仙台育英高校に、10回裏延長タイブレークの末、2-1でサヨナラ負けを喫す 残念!!
第95回センバツ高校野球の第4日目の第3試合、5年ぶり10回目で出場した慶応高校校ナイン、初戦の相手、仙台育英高校とそっくりのグレーのユニフォーム。グランドにいる野球部員全員がグレーのユニフォーム着用で、しかも、ストッキングも酷似、自分のチームなのか相手チームなのかの見分けすらつかない中で、試合前のノック、打撃練習、守備練習が始まりました。
午後2時のプレーボールから小雨が降り続くあいにくの菜種梅雨模様、3塁アルプスと
レフト外野スタンドに陣取った応援団、慶應OB・OGは傘をさし、雨合羽を着ての応援となりました。一方、1塁アルプススタンドに陣取る仙台育英高校は、半分程度の入りでした。
KYHからは、特別内野席2名、レフト外野席6名の計8名が駆け付けてくれました。
センターバックスクリーンのスコアボードに両チームの先発選手ラインナップ
降り続く小雨の中、3塁アルプス席、レフト外野席に陣取る慶應大応援団
KYHのレフト外野応援団 左より八木田さん、松森さん、和泉さん、楠見さん、田中さん
今回の試合に臨む慶應高校に2年生で三塁手の清原勝児選手は、元巨人軍スラッガーの清原和博選手の次男でした。ファンの注目度も多く、初打席で甲子園初安打を放った時は、球場全体の盛り上がりはすごかったです。好機での空振り三振もありました。
『ベースボールマガジン』第95回センバツ高校野球特集の表紙飾る慶応ナイン、清原勝児
試合の経過ですが、立ち上がりから序盤にかけて、慶応高校は、制球難に苦しむ相手方
ピッチャーから四球をもらいながらチャンスを活かすことが出来ず、先取点が取れないまま、中盤に入りました。
仙台育英高校は、シングルヒットでのチャンスを活かして5回裏に1点先取。一方の
慶応高校は、序盤の再三の得点機を逃し、9回最終回にやっと1点を返して、同点に追いつき延長戦に持ち込むことが出来ました。
今春選抜の特別ルールで、9回裏終了の時点で、同点の場合には、10回以降、無死一塁、二塁からの延長タイブレーク方式が採用され、今回の選抜で、初の適用となりました。
慶応高校は、10回表のタイブレークのチャンスを活かせず、仙台育英高校はツーアウト
満塁で、レフト前タイムリーヒットが飛び出し、万事休す。結局、10回裏2-1でのサヨナラ負けでゲームセット。
試合終了後、慶応高校ナイン3塁側アルプススタンド応援席にご挨拶
第95回選抜高校野球大会 組み合わせ (右下の大会4日目 第3試合)
阪神甲子園球場のリーフレット、記念スタンプ、グッズカタログ
第95回 春のセンバツでの慶応高校の記念品グッズのご紹介
試合後、大阪・梅田に移動して、KYHのOB 9名にて、残念会を行いました。
後列左より、福島さん、楠見さん、和泉さん、大出さん、井上さん、八木田さん
前列左より、本田さん、松森さん 皆さん、応援お疲れ様でした!!